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MATEKI 魔的

「きみに読む物語」でノアの趣味が詩の朗読なんて、めちゃくちゃかっこいい。知的な感じがするし、それを読む声が素晴らしいときたもんだ。そりゃあ、女の子だって参っちゃうってもんです。

PHP研究所 森 博嗣・著

私は自分に詩の才能がないことはわかっているのですが、それでも憧れてしまいます。しかして、詩なんてなにがいいのだろうと、いまだに理解し難い部分もある。
ようするに歌詞なんだけど、歌があれだけ大衆に受け入れられるのは、音だけではないはずで、その言葉に込められた思いを表現する方法があるからだと思うのです。
でも、音楽に乗せられていない詩とはなに?
文学部で卒論に詩集を提出したと聞くと、どんなものを出すんだとぶっちゃけ思っちゃうわけです。私は理系だったので、一年間ずっと実験室に詰めてましたから~。
だから、ちょっとどんなものか見てみたい。まさか、原稿用紙1~2ページで終わっているはずもないし。
私はど素人なので、その詩に韻が踏んであるとか、言葉に気をつけているとか法則性とかあるんだろうなあっと、漠然と思っています。で、結局なにを研究して詩集なわけ?(ってひがみじゃ~ん)

というわけで、詩集です。
そんな私もちょっと好きなのが、森博嗣の「MATEKI魔的」。
このかたは理系博士なんでしたか? いろいろと日記が書籍としてでていたり、昨今では大変有名ですよね。推理小説もあります。
私は友人の勧めで知ったのですが、「すべてはFになる」「冷たい密室と博士たち」を読んだものの登場人物の萌たん(!?)に引き引きで、二巻で止めました。
財閥の一人娘で先生におしかけ女房気取り(結婚したんだっけ?)、天然炸裂美人女子大生。恐るべし萌絵たん。私は彼女が好きになれなくて、このシリーズのヒロインなので次の巻にいっても、ずっとでてくるでしょうからー。
まあ、登場人物が気に入らないんだから、しょうがないですねー。
話の内容は面白かったんですけど、密室トリックが難しくてー。私は距離感をとるのが下手で、距離を言われても認識できません(?)。7メートル先と言われても、そこまで歩いていくことに自信がありません。「何メートルくらいだった?」と聞かれても答えられないんですね。
車もしかり。乗りなれていても、車間距離があいまいで、車庫入れなどは戦々恐々としています。
だから、文章で部屋の間取りとか説明されても、いまいち部屋の展開図が頭の中で組み立てられず、密室トリックは推理小説の中でもかなり苦手な分類です。

にもかかわらず、この方の作品をなんとか読めるものがないかと探していました。
そうして見つけたのが、詩集。「待望の初の詩集」とうたっているのですが、本当に待望の詩集です。
いままでいくつもの詩を読んできましたが、特に短いほうがいいようです。
急いで全部読む必要はないわけですから、実家に置きっぱなしでもどったときだけ、拾い読みしたり、いくつか読み進めています。拾い読みだと、何を読んで何を読んでいないか忘れてしまうので、最初から順番に読むようにしました。
お気に入りの詩もあります。
共感できるのです。波長が合っています、どこを読んでも心に響きます。もちろん、意味はわかりませんが、詩がはなった小石は、私の心で波紋を起こします。そのとき、詩は明らかに私の中で何かに変わっています。

「最後の呪文を唱えてごらん」が特にお気に入りですね。
ついでにいうと、まだ全部読み終わっていません。まあ、詩集は全部が全部を一度に読まなくてもいいと思っていますから。
「狼の歌」は荒野が美しいと感じる。
詩になにをかくかわからないです。
小学生のとき、虹とか星とかを題材にしてみたことがありますが、隣の女の子は雑巾を詩にしていました。
今思い返しても、私の感性は全然なんだなーと思います。

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