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STAR EGG 星の玉子さま

どう考えても、星の王子さまのパロディなタイトルだなー。作中では、玉子「さん」で通してるんだし?

文藝春秋 森博嗣 作・画

絵本かー。近頃では、大人でも楽しめるという絵本が人気ですよね。
有名ななかにも海外から入ってくるものもありますよね。
私が持っている絵本と言えば、エロール・ル・カインの「サー・オルフェオ」と以前も書いた「フェアリーテイル」くらいかな。「星の王子さま」は絵本なのかな? 「マツの木の王子」は? 「チャスとリサ、台所でパンダに会う」は児童書としては扱われてなかったな~。

小さな星を旅する玉子さんと犬のジュペリのお話。
ジュペリはやっぱし、星の王子さまの著者からとったのかなー? ウェルシュ・コーギーだと思う。可愛い。
巡るちいさな星々のエピソードとイラストがページごとに描かれています。
なんだか楽しいエピソードが描かれているのですが、実はそこに科学のなぞなぞが潜んでいるのです。
どれも重力、引力に関する問題で、けれどこんなに小さな星が実在するはずが無く、頭を悩ませてしまうのです。
問題を解いたら次のページへ。解答は最後の解説にのっているけれど、最後までお預けよ。
しかして、そんななぞなぞも後半も過ぎると、道徳的なお話になりますね。
重力、引力のくびきから解き放たれた人間たちは一体どこまで行くのでしょうか?
引力って、人間も持っている力なんですって!
ってことは、人間自身も引きつけ合っているんだなー、なんてことを思いました。
けれどまだ、私は誰も引きつけていませんね……。
孤独だ。
私はそれも結構嫌いじゃありませんけどね。寂しいのは辛いけれど、孤独はあんまり辛くない気がする。
孤独だから寂しいのかな? でも、そういうのが煩わしいときってあるし、逆に孤独だったり寂しかったりそういうのがあると、人に優しくできる気がします。
ただし、溝は埋まらないし、壁も越えられない。そういうのはやはり、時間が必要なのだと思う。たとえそれが一方的なことでも。

宇宙の話は昨今多いわけですが、やっぱし「プラネテス」は良かったなー。そのうち、原作もと思っているのですが。
「プラネテス」の後番の「二つのスピカ」もなかなかどうしてよさげです。
ちょっと古い感じが引けていたのですが、なかなか面白そうです。

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Comments

北風さん、こんばんは。
石田衣良あんど「アキハバラ@DEEP」と検索して色々読み漁っていました。そうしたら、森氏が「STAR EGG 星の玉子さま」についてとっても興味深いお話を語っているページを見つけてしまいました。この本沢山の人に読んで欲しくてタダにしたかったのですね。森氏に俄然関心持ちました。嬉しくて、ご存知かもしれませんが、取り急ぎURLのご報告まで。

追伸:URLを含むコメントは送信されないようなので、私のURL書き込み欄に貼ってみました。上手くいくかな?不安。

Posted by: bamse | February 17, 2005 at 05:26 PM

bamseさん、こんばんは~。
いえ、知りませんでした。教えて頂いてありがとうございます。森先生は面白い方ですよねー。
……これでも、日本の書籍は安いんですね。その事実の方が恐ろしいです。
そう言えば、海辺のカフカも文庫化だとか。というか、いろんな本がハードカバーじゃなくて最初から文庫で出版されれば、場所も取らないのにー。

Posted by: 北風 | February 17, 2005 at 09:14 PM

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