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FAKE

そんなのあり!? いや、あるんでしょうけど。一人称だったし。

幻冬社 五十嵐貴久・著

いかさま師のお話なのか?
ギャンブルの話って、最近だとSFものなのですが、「マルドゥック・スクランブル」が記憶に新しい。
こちらはブラックジャックで、近代兵器でいかさまだったんですが。

そういう意味では、まあ、ギャンブルでいかさまして勝つというのは、結構あるお話ではありますよねー。
結構、お約束を踏んでいくし、最後のトリックがどうなるんだろうと思っていました。

興信所の調査員・宮本と20歳の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、大学入試センター試験で完璧なカンニングを実行する。しかし、カンニングは露呈し、宮本は職を、加奈は学生を失った。彼らをはめたのはカジノのオーナーの沢田。昌史の父である西村を加えた四人は、沢田にリベンジをかけて、十億のポーカー勝負を挑むのだった、が?

昔懐かしの「マーベリック」を思い出した。メル・ギブソン主演映画。あれ、面白かったなー。また見たいなー。
あれは、……いかさまだったんだっけか?
ポーカー勝負だけど、いかさまは使わなかった気がするけど……。実際はそういうのの方が、面白い気がしますけれどね。いかさまだと、なんとなく方向が見えるから。

そう言えば、中年探偵が、年の離れた女子大生の後見人、みたいなのは結構懐かしいネタだなーと。
なんだったか忘れたけれど、確かその話ではかなり渋い探偵が、昔誤って殺してしまった男の娘を引き取る、みたいな話だったような。その後、二人は結ばれたんですがー。

しかしなー、ちょっと心臓に悪いお話だったかも。
読んでいてこっちが緊張しちゃって、大変だったです(苦笑)。
何事かと思うほどにどきどきしちゃって、こっちが苦しくなってしまって~。
最後の盛り上がりは凄かったですねえ。
それまでの伏線で流れは予想できたのですが、なんだか大逆転の予感が全然しない。
このままじゃ、このままじゃあああああっ!?
なんて感じで、心労を感じました……。
だって、一人称だし~?

この手のトリックものは、多くを語れないで辛いなー(苦笑)。

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Comments

こんにちは、五十嵐貴久です。
(いや本物です。よく疑われますが、本人なのです!)
いつも感想、楽しく読ませていただいてます。
というわけで、私の新刊「2005年のロケットボーイズ」が
双葉社より絶賛発売中です。
落ちこぼれと引きこもりが
人工衛星を打ち上げるという無茶な話ですが、
本人はけっこう気に入ってます。
お読みいただければ、嬉しいなあ(^^)。
というわけで、またよろしくお願いします。!
五十嵐貴久でした。

Posted by: 五十嵐貴久 | July 29, 2005 at 08:36 AM

五十嵐さま、コメントありがとうございます。
でも、正直余所様で見たblogのコメントの切り貼りはちょっと寂しかったです……。

ロケットボーイズは、今度見つけたら読んでみます。

Posted by: 北風 | July 30, 2005 at 06:34 PM

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