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パートナー・3

お嬢ちゃんコンビ、と呼ばれるのにも慣れてきた二人が主役。

中央公論社 柏枝真郷・著

C・NOVELSといえば、デルフィニア戦記が有名ですね。
あっちは今文庫で読んでいます。
現在はとってもファンタジィが読みたい気分なのですが、なんとなく違う気が……。求めるものが見つからない。
同出版社の「闇の守り手」が気になるけれど、若い師匠と弟子の話なのでちょっと敬遠。なんでじゃ。
最近は海外のライトノベルもたくさん出てきましたね。

NY市警本部殺人課で組むことになったセシルとドロシーの新造コンビの活躍を描いた物語。
現在は三巻まで刊行中。
セシルは二十六歳の金髪の美男子で拳銃の腕前がぴかいち。
ドロシーは二十八歳の赤毛の美女で空手とボクシングの使い手。
先輩刑事には「お嬢ちゃんコンビ」とからかわれる。

セシルの家庭は母子家庭で、わりとマザコン。可愛いお母さんは、セシルが幼くして夫を亡くしてしまい、絵本作家として育てたステキなお母さんと、大学院に通う従兄弟と暮らしています。
ドロシーの家族はこの3巻で登場しますが、恋人のオーガストとらぶらぶ。美青年のセシルと比べても、男前の会社員です。

毎回殺人事件が起こって、二人はその事件を解決するために奔走するのですが、事件のほうよりも二人のやりとりとか、二人を取り巻く環境や登場人物たちが面白いです。
事件もちょっとひねった感じですが、ミステリというよりも私生活の方が主な感じで、それが面白いです。

著者が語るとおり、男女の友情がテーマの本シリーズ。
とはいえ、美男美女のコンビでは周囲もいらぬ心配をするでしょう。
三巻目ともなると、互いに意識する様になった様子。でも、頼むから二人にはくっついてほしくないなー。
事故でもなんでも。
今後とも楽しみなシリーズです。

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