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OZ 03

Amazonから本が届かないので、結局三週目を始めています。

週末は、ゆっくりライオン・ボーイ3を読むつもりだったのにー!!
きーっ!! って感じです。
現在、「君の名残を」を読んでいます。
……積んであったんですが、「風神秘抄」に通じるものがあると聞いて、読み始めました。第一部を読んでいるのですが、もしかして苦手かも?
ま、まあ、あと半分だし、頑張って読もう。

にしても、なんでライオン・ボーイが届かない!?
近所の本屋にはライオン・ボーイが置いてあるのに、指をくわえてみているだけとは哀しすぎる!!
Amazonからは発送通知が届いていたのですが、ペリカン便のターミナルで止まっているらしい。
問い合わせしようかとも思ったけれど、煩わしいので辞めました。
明日届かなければ、いくらなんでも問い合わせしないとね。

そんなわけで、OZの攻略本を探したのですが、こちらはどこの本屋にもあらず。
そんなこんなの、痛い週末でした。
ちぇっ。

OZは、英知のかけらを20個集めて、「ドロシーの大冒険」を遊びました。
竜巻にさらわれたお兄ちゃんを捜して旅に出るドロシーとトト。
ドロシーちゃん、強いのね。トトと二人組だしね~。再生能力もあるし。
キャスト勢揃い。
いろいろとモチーフが。アルミラとレオンはオズの魔法使いそのままだけど、ジュジュがマッチ売りの少女っつーのはいかがなものか。
しかも、フィールがさらわれたのは、無垢な生け贄が必要だとか(苦笑)。
最後のあれは、感動のお話ですが、なんというか、あのオチは……。
ドロシーちゃんの想像力が恐ろし~い。
それにしても、アルミラとレオンはフィールの家に居候しているんですね……。
後日談としては、考えられなくもないけれど。まあ、いくところないだろうし、だからって、神に改造されたカテナたちが普通の生活できるとは思えない。
格好からして、かなりきわどいし?
そういえば、ドロシーの必殺技「神様お願い」って、あの戦いのあとで神様におすがりするのもなんだかね。
いや、本当の神様は心の中にいるってことなのかな?

あちこちの掲示板を見るに、かなり盛り上がっているようですが、やはり売り上げは悪いみたい。
操作性というか、たこ殴りされると逃げ出せなくなることに不満を持つ方も多い模様。
それは私も思った(苦笑)。
けれど、キャラクターそれぞれに個性があって、いいんじゃないでしょうか。どなたも格好いいし。ごっついガルムもポチだとか呼ばれて、かわいがられている様子(笑)。
ひとそれぞれに使い勝手の良さがあるみたいだし。私はもっぱら、フィールですが。アルミラだと力が弱いし、レオンやガルムだと間合いが厳しい。
使いづらいと思っていたヴィティスも、パートナーとしては難しいけれど、使う分にはいいみたい。
上空でレーザーの中に閉じこめるのは、どうやってやるんだろうか?

三週目も中盤です。
今度こそ、正義のマフラーとれるかしらん?

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春期限定いちごタルト事件

いつか掴むんだ、あの小市民の星を。

創元推理文庫 米澤穂信・著

sonyのネットウォークマンについていろいろ調べたのですが、いろいろと不都合があることがわかりました。
っていうか、sonyの著作権保護機能がっちがちなのは、かなり困るかも。ノートとデスクトップで、ネットウォークマンを通してデータのやりとりが出来ないのは、かなり痛い。
実家とアパートで行き来するのに、データを別の媒介使わなきゃならないんだもの……。
しかも、PCに落としてあるmp3は駄目っぽい?
ってことは、またCDを入れ直して、全部落とさなくちゃいけないってこと?
それは、勘弁。

というか、私がもっと驚いたのは「電車男 CDドラマ」。
電車男に平川大輔(レゴラス様)、エルメスに島本須美だなんて……!!
脇役に、三石琴乃や緑川光に古谷徹ですって……!!
聞きたい!!
けれど、電車男が、映画やドラマのようにキョドっちゃうのはどうかとおもう。いや、つまり、あれは過剰すぎるって思うんです。いくらなんでも、あれじゃあね……。

「氷菓」は積んであるんですが、それっきり。角川スニーカーの学園大賞だったと思いますが。
なにかこちらが面白いという話でしたので、こっちから手を出してしまいました。
ミステリ作家らしい。
しかしして、誰も死なない短編集。
高校生になった、小鳩君と小佐内さんのコミカル探偵物語。
だからって、金田一少年のような殺人事件があるわけではないので、安心です(?)。
確かにこういうのもありですよね、トリックとして成立すると思う。
ただの日常のことなんですが……。

小鳩君は、特に頭が良さそうと言うこと以外、なにも描写がないんですが……。
ようするに、趣味とか得意科目とかがなにも書かれていないので、実際には小鳩君がどういう生活をしているのかっていうのは、すっごく謎。
性格とか、性能(?)はわかるんですけどね。
そういう意味では、小佐内さんは甘いもの好きで大人しめ、わからないのはその性能(?)なわけですが。

頭のいい二人は、そんなことで目立ったりやっかまれたりするのを嫌って、互恵関係を結んでいます。
よーするに、「付き合っている人がいるから、ごめんね」「待たせてるから、いくね」という、言い訳に互いを使うことを契約しているのでした。
高校生活がはじまり、周りは知らない人ばかり。二人は互いの正体を知っているもの同士というわけです。
ただし、そこにはもちろん中学時代の友人とかも出てくるんですけどね。
小鳩君の中学時代のご学友・健吾君です。

小鳩君は、その頭の良さをかくして、学生生活を送ろうとするのですが、ひれひらかしぶりはなかなか治らず、どうして表に出てしまうんですよね~。
なんとなく、お姫様が町娘に憧れる、の図に似ている。

そんな学校生活を送っているある春の日、なんと小佐内さんの自転車が、籠に入れたいちごタルトごと、盗まれてしまうのでした。
そうして、はじまる小佐内さんの復讐劇! な、わけではありませんが、そういうノリですね。
小佐内さんにはなにかあるとは思っていましたが、ああいうのとは思いませんでした……。

小鳩君に結構つっかかる正義漢の健吾君と、小佐内さんの三人を見ていたら、「タイム・リープ」を思いだしました。
あれは正統派なヒロインが、制御不能な時間跳躍に陥り、秀才君に頼るのですが、その秀才君が助力を頼むのが、正義漢なんですよね。
正直、全然性格は違うんですが、配置が似ていたので、なんか思いだしました。
「タイム・リープ」は面白かったなあ(しみじみ)。

そういえば、ライオンボーイ3が届かない。
何故? 一緒に抱き合わせで注文した本が、がんだったのか?

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OZ 02

とりあえず、2週目をクリアしたので~。
ネタばれです。クリアしてから読んでね。

SONYの、ネットワークウォークマンが欲しいかも。MP3プレイヤーです。
ちょっと小さくって、綺麗な色でシンプルでかわいい。
あれ、ちょっと欲しいなー。
でも最近、音楽を聴かない……。

頑張りました。
かなり苦労しましたが、全ステージAクリアしました。
一週目、アルミラ・レオンエンドで、ジュジュがEXで使用可能になりましたが、二週目は再生の護符と魂の
装備はすでに固定です。
フィールとアルミラに銀のかたびら、アルミラはさらに真鍮の首飾り。
14話以降は、ランクAをとれないので、仕方がなくEASYで頑張りました。
途中 断章カインも拝見。フィールとドロシーってどうして、ドロシーが年上じゃないんだろうと思っていたのですが、断章を見て、納得。
フィールが、カインと人間の女性の子供だとして、ドロシーが神の子なら、ドロシーの方が先に生まれてるんだと思っていたけど、そうじゃないのね。
断章カインの直後に、ドロシーはフィールが三歳くらいの頃に、赤子の姿になった、って感じなのかな?
だがしかし、トトの正体はわからずじまいか……。

19話NORMALで頑張ったのですが、必殺技で倒せず失敗。ドロシーエンドでさようなら。寂しい!!
ちくしょう! ということで、エンドロール後のセーブはせずに、EASYでやりなおし。
感動のエンディングを拝見いたしました!!
最後はスタッフロールのあと、踵を返して去っていくシーンがあるだけなので、どっちかっていうと全員集合って感じの時がすっごく嬉しかった。
真のラスボスを前にして、現OZの三人がかけつけてきたのは、驚き!
九話で一人がかけて、再び合流したときのように格好良かったです!

まだ、英知のかけらが全部集まっていないので、とりあえず、EXで頑張らないと。
三週目はどうしたって、謎のアイテム「正義のマフラー」をゲットしないといけないのですが~。

EXで、他のメンバーが使える様になったので早速挑戦。
現OZの三人を。とりあえず、何度か使ったことのあるジュジュで。
ジュジュの必殺技の性能の高さはわかっていましたが、かなりいいですよね。ただ、通常攻撃の間合いが難しい。レクスが勝手に当たってくれる訳じゃないので(苦笑)、小さい敵だとその脇をすり抜けちゃうこともしばしば。間合いが長いので、近すぎると逆に当たらないし、パスを投げ返すのも厳しい。
ヴィティスとガルムが、敵を投げ返してくれるんですけど、その掛け声がなんか遅い気がして、声がするときには敵は地面をバウンドしているんですよねえ……。
ジュジュとヴィティスって、遠隔攻撃があったと思うんですけど、あれは敵としての登場時だけなんですかね?

でもって、ヴィティスをプレイキャラにして、フィールとカインでもやってみました。
ヴィティスも間合いがきわどいな~。フィールに慣れているので、カインでやっても問題ないのですけど。
……フィールって、カインに敵を投げるときに、「父さん!!」って呼ぶんだね。
LV.2必殺技は、プレイキャラが相手に合わせるのが普通ですが、カインとフィールはほぼ同じ感じなので、選ぶ必要がないのですが、フィールをプレイキャラにしたとき、カインとの必殺技ってどんなのなんだろう?
やっぱし、竜巻?
けど、カインの時は小型の竜巻が出てくる気がする。しかも、移動できる。敵を追えるのがすげえ。
今度はガルムを試してみよう。
ガルムの必殺技は強力であることで有名ですからね。

エテリアを集めて、コスチュームも集めないとね。
でも、ガルムとレオンはコスチューム着せちゃうと、他のアイテムが装備させられないんだよね……。
腕を磨かねばならないのですが~。
まだまだ遊べそうです。
一回クリアすると、たいていは飽きて二週目なんてしないのに。
ほぼ、五時間でクリアしたので、まあ、そんなに苦にならないですね。
テレビで宣伝すればいいのにな~。
世の中には、テレビで宣伝しないゲームがどれだけ多いかを思い知らされる今日このごろ。
サントラCDの初回特典が欲しかったけれど、売っていない。通常版も見あたらない。予約すれば良かったかなあ?
でもたぶん、それほど聞くわけでもないんだな、きっと。
攻略本で我慢するか。

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ソードワールド100巻記念

グループSNEが誇る、ソードワールドRPG。その関連書籍もついに、100巻になりました。

わあ、おめでとう~。
今月の新刊は、五作。私はコミックを買わなかったので、四冊ですね。

「へっぽこ冒険者と緑の蔭」
まあ、いつもの短編集ですね。今回はとくに特筆すべき作品はなかったかと。
まあ、エルフの女性が主人公のやつは、面白かったかな。でも、あのネタは最近よくあるパターンなので、ちょっと出足が遅れた感じですかね。

「ファンドリア・ファンクション」
ぺらぺらーずが活躍する、リプレイ集。
五代目? 六代目? いや、七代目? 次回は、リプレイのアンソロまで出るらしい。そっちも期待しています。
TRPGのリプレイ、もうこの年にもなるとTRPGもすることがなくなるので、こういう書籍を読めるのは楽しいです。
とはいえ、歴代の山本弘や清松みゆきに比べれば、まだまだですよね。
こちらは元女子大生のGMだとか。若いな~。
うっかりしていたりするのは、性格でしょうかねえ(笑)。アダルトな展開に、かなりイロモノになっちゃいます。失礼ながら半人前のGMのマスタリングは、素人さんたちはこんな感じなんだろうと思わされます。
SWは完全な一つの世界があって、世界の中の街ごとのサプリメントなんかも出てきていて、かなり世界観が固まってきています。実際、SWはGMやプレイヤーによって自由に変化させられるわけですが、かなり固定観念が邪魔する様になってきている気もします。そんななか、こういうリプレイがSNEから出るのは、いい傾向じゃないかとおもいます。
GMはSWの常識が足りなかったりと、詰めが甘かったりしますが、その辺はまだルールを完全に把握していないからですよね。
でもその臨機応変(?)さが、面白いんですよね。

「名乗れ!今こそ大英雄」
大長編のリプレイ集完結編。今回のシリーズは十巻。なんて長いんでしょう。一回、途中でキャラクターの入れ替えがありましたが、たぶん今までの中でも割と、オーソドックスだったのがうけたんじゃないでしょうか。
いや、かなり語弊があるかな(汗)。
第一シリーズは、すちゃらか冒険隊。この第一シリーズがウケたからこそ、SWはここまで大きくなったと思うんですよね。女性キャラが多くて華やかだったし~。
第二シリーズは、ちょっと地味だったかな。第一シリーズがおちゃらけてたから、逆に今回は渋い感じでしたよね。大人なキャラが多かった。初のキャンペーンシナリオだったと思います。そう、ゲートデーモン。
第三シリーズは、かなり異色で強烈だったバブリーズ。貧乏生活から一変して大金持ちになったパーティは、金にものを言わせて好き放題するという、大人気シリーズになりましたよね。GM泣かせだったし(笑)。
思えば、これがあったからプレイヤーの暴走を食い止める必要があり、ルールが改定されて新SWが生まれたんでしょうねえ。
第四シリーズも、やはり地味だったか。偶数だと地味なんですね(笑)。ただ、ドワーフの女の子ファイターの活躍が大きかったかな。でも、この辺りから男性シーフが女装するのが定着してきた様な(笑)。

この第五シリーズは、怪力少女や横柄な魔術師など、キャラクターたちの個性が強烈でしたね。
ドワーフが二人もパーティにいたっていうのも珍しい。エルフやハーフエルフが多いのは普通だけど。
最後は、大団円もなれずつまずいてしまいましたからねえ。
SWの重要人物として名高い、ラヴェルナとローンダミスをプレイヤーが演じるという、恐ろしい展開が……。
どう取り繕おうと、やっちまったのは仕方がない。
最終的には気持ちのいい大団円。でも、シリーズ中に、二回もキャラが亡くなるなんて……。

「サーラの冒険4 幸せをつかみたい!」
待ってましたの最新刊。あれからもう十年ちかく、新刊が出ていなかったとか。
だけど、その間にも割と外伝みたいな短編が出てたんですよね。
おまけに、乙一がコメントを寄せているし……。すげえっ!! 羨ましい!!
私もこのシリーズが好きでした。ただ、テーマというか、題材というか……。
二巻から登場している、サーラの彼女のデルが存在がちょっと重たすぎるというか……。
この二人が中学生(?)にも関わらず、いや、あの時代ならば別にそれほど早熟でもないのかな?
まあ、らぶらぶなわけで。
「少年よ、あなたは愛に生かされ、愛に裏切られるだろう」
というようなことを、乙一がコメントしていますが、本当にその通りでしたね……。
次巻で最終巻だそうですが、どうなんだろうか、この展開は!? どんな最終巻になるんでしょうかねえ。
今から楽しみだ!!

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宇宙戦争

スターウォーズの前に、見てきました。
映画館に通っているので、スタンプがたまっています。一回ただで観れるのでした。

最近のあちらさんの映画は、なんというかバツ1のパパが主役というのが多い気がするのですが……。
みんな俳優さんがそういう年齢だからなんでしょうか?(苦笑)
うだつのあがらない父親ってことじゃんかー。

トム・クルーズが、頼りがいのある父親を演じている

とあったけれど、頼りがいがあるのかいまいちよくわからない。
正直パニック・ムービーなので、極限状態に追いつめられた人間が生き残るために追いつめられて、ああいう行動に出るしかないだけじゃないのか!?
そう思わないと、怖くて仕方がないです。

「インディペンデンス・デイ」だよな~。
ただ、主人公は軍人さんじゃなく、一般ピープル(古)ってやつでしょ?
「インディペンデンス・デイ」のとき、一般人がどんな目に遭っていたのかを見ている様な感じ。
あるいは「ディープ・インパクト」? 
宇宙人の襲撃に、無力な一般人は逃げるしかなくて、隠れるしかなくて。
家族を守るのが精一杯、それだって適わないこともある。
憎しみを募らせ、足掻く。
ただ、その視点が個人に限定されているから、世界がちょっと狭すぎる。「ディープ・インパクト」くらい登場人物がいれば良かった様な気が。そうすれば、立場によって視界が開けてくるので、世界観も広がったのだろうと。
あれだけ恐ろしい宇宙人が大量に襲撃してきたんだし、それがちょっと残念な気がします。
とはいえ、今回はそういうのは排除したんだろうと思いますけど。
家族愛みたいなものを描いたのでしょうかねえ。
そっちのほうでは、感動はしませんでした。
再会もちょっとしらじらしく感じちゃったし。

戦争のオチもなんだかな~。
原作もそうなんでしょうか?
人間が生まれる前から、監視してきたとか言っていたけど、本当なのか??
それ程までの科学力を持ちながら、その程度のことを何故、確認しておかないのか不思議でしょうがない。
それとも、そういうのが存在しない星で生まれたんでしょうか……?

とにかく、パニックムービーなので、ハラハラしっぱなしだった。
その凄まじい展開に呆気にとられることもしばしば。
すかっとすることもないけれど、ドキドキしたことは確かです。

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ポーの話

可愛らしい男の子の童話のようなものだと思っていたけれど、ちょっと違う。

新潮社 いしいしんじ・著

辛いものは好きですが、すぐにお腹を壊します。
だから、本当は食べちゃいけないんだけど、食べちゃう。
っていうか、市販の辛いものとか、レストランとかだと、不自然に辛いと思う。
韓国料理とかインドカレーとか、辛くても逆に身体にいい気がします。次の日にお腹を壊すこともないし。
でも、本当に今日の四川麻婆豆腐丼は、……酷い。
腹の中をかき回されて、悶えています。
腸もきっと早く外に出したくて、悶えまくっているに違いない。

そんななかで読んだ、「ポーの話」。
あまたの橋が架かる町。眠る様に流れる泥の川。
太古から岸辺に住みつく「うなぎ女」たちを母として、ポーは生まれた。
やがて、稀代の盗人「メリーゴーランド」と知りあい、夜な夜な悪事を働くようになる。だがある夏、500年ぶりの土砂降りが町を襲い、ポーは広い世界に旅立っていくのでした。
善と悪、知と痴、清と濁のあわいを描くそうです。

著者の最高傑作ということですが、私はこの方の作品は初めてです。
善と悪……、と続くと思いだすのが「はてしない物語」。
善と悪、賢と愚、美と醜、アウリン。

登場人物たちに、名前があるのはポーただ一人です。
他の登場人物たちは、誰もがあだ名で呼ばれています。
泥川でうなぎをとっている、ポーの母親であるうなぎ女たちにも、体格の別はあっても個体の区別はされていません。それがまた童話的な雰囲気を醸し出しています。

ポーは、純粋な少年です。
ですが、その純粋さはあまりにも無垢にすぎて、他人を思いやることすら出来ません。
善悪の判断が区別が出来ないのです。そんなとき、盗みを覚えるのですが、そんな生活の中で彼は罪悪を覚えていきます。そして、それを償う方法も。もっとも、それはとても正しいとは思えないのですが。

そんな純粋なポーを育てたのが、うなぎ女たち。
彼女たちはとても学があるわけではありません。彼女たちは、言葉は話さず集団で生活しています。
大勢でポーを大切に愛情を注ぎ込んで育てていきます。
そのポーに盗みを教えるのが、女好きのメリーゴーランド。彼の妹のひまし油は、知識をポーに教えます。
そして、普段は兄をぼろくそに言うひまし油がメリーゴーランドに愛情を見せるのを不思議に思うのでした。

五百年ぶりの大豪雨に、ポーは流される様にして旅に出ます。
その道連れは、ちょっとおつむの足りない天気売り。鏡を覗いて天気を占ってはほどこしをうけて生活しています。
そんな彼も、ポーとは違って優しさを持ち合わせています。
やがて、ポーにとっては大切な助言者となるのですが……。

二人は旅の途中、狩人の老人と少年の小屋に寄ったり、鳩を飼育している夫婦に捕らわれたりしながら、海へと旅を続けていきます。

ポーは何事にも頓着しません。思った通りに正直に口にしますが、それは相手を思うことを知らないだけ。
善と悪を知らないだけなんです。
ポーもやがてそれを学んでいき、世の中の仕組みのようなものが見えてきます。
本当の「償い」がどんなことなのかを学びます。

やがて海に還っていったポーは、世界のなにもかもが繋がっていることに気付き、その繋がりに歪みを見ることが出来る様になりました。
ポーはその歪みを元通りに戻すことで、たくさんの命を救うことが出来る様になりました。

「誰も彼もが、罪悪感を抱いて生きている」
それを知ったからって、私の罪悪感が拭われる訳じゃない。
私はなにか犯罪を犯しているわけではないけれど、いつも誰かを傷つけているし、迷惑をかけている。後のことを思えば、苦痛だし、かといってのど元過ぎればそれからも解放される。
幸い、他人の人生を左右したことがないことくらい。それだって、実は知らないだけで、知らないところで誰かが苦しんでいるのかも知れない。

「泥のなかをのたくるように、つぐなう方法を探して生きていく」
それしかない。他人がそうして、罪悪感を抱いて苦悩しながら生きていくことを知っていたからって、私自身がその罪悪感から逃れられるはずもない。

「いきているうちがつぐないです。ふかいふかいそこで、まちがえないようにいきていくのが、ほんとうのつぐないですよ」
ポーは償いながら生きていきます。最後はどうなったんだろう? 最後のあれは、どういう意味だったんだろう?

私は生きているけれど、なにか償っているわけでもない。ボランティアをしているわけでもないし、募金に大金をつぎ込むわけでもない。
私にもなにかの歪みが見えて、それをただすことが出来たらいいのに。

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アイスウィンド・サーガ・1

ダークエルフ物語の続編なんだけど、こっちが先の出版。

アスキー エンターブレイン R.A.サルバトーレ・著

幻の名作と名高い、アイスウィンドサーガ。
富士見ドラゴンブック、だっけか。それで出版されていたんだよね。ドラゴンランス戦記とかと一緒に。
ハリポタやROTLの人気のお陰で、ついに復刊。
なにせ、ネットオークションではプレミアまでついていたらしいので~。
けれど、なんかハードブックで欲しかったかも。

なんつーか、ちょっと違う気が……。
訳者が違うんだからね。
ただ、今回の方が、ダークエルフ物語よりも、さらに読みやすくなっている感がある。ひらがなの方が多いし?(笑)。

文庫のときは全六巻(?)だったとか。今回は全九巻で刊行予定。本の大きさも普通とはちょっと違うんですよね。
なんか、ますますお子様用?

ダークエルフのドリッズトが主人公。「白貌の伝道師」のダークエルフとは違って、善の心を持ったいい人です。
割と好戦的なんですけどね。
他にもバーバリアンの戦士ウルフガーとか、ドワーフのブルーノー、ハーフリングのレギスなどがいます。
ヒロインのキャッティ・ブリーは、登場場面が少ないです。しかも、いい年してスキップしてる感じがちょっと古い。
まあ、しょうがないけど。最初に刊行したのは、二十年くらい前なんじゃないでしょうか?
でも、キャッティはウルフガーと同い年らしいし? ウルフガーは二十歳を過ぎているよな? ってことは、キャッティはいきおくれ?

あの頃に読みたかった、というのが正直な感想。
先の、時の車輪シリーズに比べれば、人間関係とかなどは簡単すぎるし、かといって時の車輪は複雑すぎる!!

今回は悪魔の水晶クレンシニボンを巡る戦い。
愚かな見習い魔術師の主人を選んだクレンシニボンは、見習い魔術師を操り、ドリッズトたちが住んでいるテンタウンズを支配しようと、モンスターたちに攻撃を命じます。

ドリッズトは格好いいんだけど……。
やはり、もっと若い頃に読みたかった作品ですねえ。

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時の車輪第十部「幻竜秘録」

困ったよ、すっごく複雑な物語になってきた……。

早川書房 ロバート・ジョーダン・著 斉藤伯好・絵

時の車輪シリーズは、もう何年でしょうかねえ。
もうすぐ十年になるんでしょうか……、長い。いい加減長すぎる!!
最初の頃は面白かったんだけど、最近は少々厳しいです。
時の車輪が、運命の糸を寄り合わせて、歴史模様を織り綴っていく世界。
<絶対力>なる世界の源、万物源から力を引き出し、超能力を使える世界。
使える人間は選ばれるけれど、男性源と女性源と、二種類に分かれているが、男性源は闇王によって汚され、絶対力を使う男は狂気に陥る。
世界設定のすさまじさは、驚嘆。いくつもある国、その国ごとに文化があり、男女の立場や風習、服装や習慣まで違って描かれています。絶対力の持ち主たちはそれぞれ組織を作ったり、時に反目し合っていたりするのです。
国ごとのことわざや、習慣などの細かい設定に驚かされます。
絶対力という力の表現方法も、秀逸。ただの魔法とは違い、素養の持ち主がその感覚を研ぎ澄まし、万物の根源から力を引き出し、現実の世界に影響を与えていきます。

主人公たちは、世界の片隅の小さな村から旅立った、若い男女。
彼らは時にバラバラになりつつも、世界のために戦い続けています。

竜王の再来、絶対力を使うアル=ソア。
ヴァーリアの角笛の吹き手であるマット、金色の瞳を持ち狼と交感するペリン。
他にも、絶対力を使う異能者たち、ナイニーブやモイレイン。
今や<小さな塔>を率いる、エグウェーン。王位継承の王女エレイン。
歴史模様を盛ることが出来るミン。
他にも他にも紹介しきれないほどの登場人物たちが、物語を綴っていきます。

最初の頃は、上に上げた登場人物たちが一緒に旅をして戦っていた頃は、読書の私も一緒に苦難を乗り越えて行けた。
男たちが戦い世界を旅をしている間、女たちは絶対力を身につけるために修行に励む。
そして、力を身につけていった彼らは、地位を得てさらに政治的な戦いにまで身を投じていく。

最初は、光と闇の戦いだった。単純な。
政治の世界になってくると、国ごと、組織ごとに戦いがはじまってしまって、もう登場人物が多すぎてわけがわかりません……。
異能者三人娘、エグウェーン、ナイニーブ、エレインの黒アジャ討伐の旅は面白かったなあ。
今は、アル=ソア、マット、ペリンの三人も別々の旅に出て、戦い続けている。
時に闇の勢力の描写もあり、話の進みが遅いことしきり。
本当に終わるのか、心配です。

ちなみに、私が好きなのはエグウェーン。
アル=ソアの幼なじみで、結婚する予定だった。けれど、二人とも広い世界を見て、互いに恋人を作って……。
夢見人として、夢の世界を旅する能力を得て、強者たちの先輩異能者たちとしのぎを削って権力を握りしめている!!

彼女は無事に、王子さまと結ばれるのでしょうか?

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OZ 01

久々にはまってるゲーム。
ぶっちゃけ、ジャケ買い。
アクションゲームは超苦手です。
みんなブログとかにそう書いているけれど、本当かどうかアヤシイ。
比べてみても、どうなんだろうか?
確かに比べれば上下するようだけれど、やっぱり私はどうすればいいんだろうくらいに下手な気がする……。
アクションゲームは、まあ、考えようによっては二本目でしょうか。
「ZOE-アヌビス」も面白かったなー。
あれはしかし、シューティングだったからなあ。キャラを強化とかの要素は少なかった気がする。

このOZは二人の仲間と共に、敵を「サーブ、レシーブ、トス、アタック」で叩きのめしていくゲーム。
サーブは出来るけれど、レシーブ、トスが出来ない私。おまけに、敵の攻撃を避けられない。
必殺技を繰り出す、テンションゲージが溜まらなくて溜まらなくて……。
六話くらいまでは、ずっと何度も何度も繰り返し、三話を何度も何度も繰り返したものでした。
EXモードが出てからは、さらに何度も何度も過去ステージをクリアして、エテリアを集めてキャラを強化し、アイテムを購入して頑張っています。
ですが、やはりどうしようもなくって、NORMALもクリアできず、しょうがないのでEASYで先を急いでいます。
ですがやっぱり、先に進めなくて、何度も何度も繰り返し過去ステージをクリアして、エテリアをためています。

なんだかんだで、第九話でチームが別れ別れに。
合流した仲間は、アルミラ。あれ? レオン狙いだったのに。ゲストがジュジュだと思っていたので(分岐の違いでガルムである場合もあるらしい)、両手に花はうれしいんだけど、狙いがはずれた。
バランス悪い~。
ジュジュは攻撃にくせがあるので、またしてもパスが繋がらなくなってしまい、防御力高いはずなのに、何故か打たれ弱い気が……。いらいらいらいらしながら、力任せに先を進む。
もう、どうしようもないので、フィールとアルミラに「再生の護符」を装備させたのに、繋がらないのでテンションが上がらず、無意味。こうなったら「闘魂の指輪」をゲットするしかない!! と、エテリア集めをしているけれど、あれは二万五千なので、まだまだ届かない……。
余所様の話を聞いていると、ほとんどの人は、キャラクターの能力は強化していないらしいですね……?
私のフィールは、この時点で体力・攻撃ともにレベル5ですよ? アルミラも強化しているのに、やっぱし技術なのか~。
とりあえず、エテリアを集めてアイテムをゲットすれば、初心者でもなんとかなるわけだし。

そんなこんなで、ジュジュを連れて十二話までどうにかこうにか。
早くレオン出てきてくれないかなー。
と思ったら、十二話のボス登場に、さっそうと登場。格好いい~!!
しかも、凄く嬉しい。不慣れなジュジュから、レオンに入れ替わり、「仲間」な感じが強烈な印象が。
なるほど、アルミラだった場合はまた違う演出なんだろうなー、何度も遊べるというのも確かに確かに。
そうして、変身と最終必殺技が使える様になり、ますます連係攻撃の必要性が……。
「テンション上げろー!!」
というわけで、ますます頑張らなくっちゃな今日この頃です。

ますます、闘魂の指輪が必要だ。しかし、その前にレオンのために再生の指輪を貰わないとね。

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電車男

あれ、気付けば二週間未更新。
現在だらだらと時の車輪第十部を読書中。
ようやく現在五巻目です。
なのに、アイスウィンド・サーガに浮気中。
さらに、ゲームのOZにはまっちゃって、読書どころじゃない。
サーブ、レシーブ、トス、アタックがなかなか繋がらない。仲間との協力必殺技に行く前に、単体必殺技でお茶を濁す有様。キビシィ~。
しかして、デモプレイムービーを観て、キャラの動かし方を学習しつつ、EXモードでエテリアを稼いでキャラクターを強化。たぶん、マルチエンディングであることを考えるに、EXモードで寄り道したりすると、かなり影響が出ると思われる。が、下手は下手なりに目指すしかないんだよねえ……。
練習の日々。先に進めなーい。

テレビの放送もはじまりましたね。というわけで、公開延長中の電車男を観てきました。
小説を読んで知っていたのですが、テレビの展開はどうなんでしょうかね。
あまり期待せずに観ていった方が良いのでしょうか?

原作の方はまあ小説と呼べるかどうかは微妙なところですが(笑)、あれはあれで面白い読み物でしたし、あの時は感動したことを覚えています。
映画の方はそれを圧縮しているので、ちょっと物足りない感じかな。
演出は面白かったんです。CGだし、戦場が出てくるし(笑)。ネット用語というか、そういうのが劇場でも結構ウケてた。
エルメスさんは、ちょっと観音さますぎて驚いちゃったけど。
電車男は、挙動不審さに驚き。あの人、確かに演技上手いんだな~。

テレビ版は……なんとなく、微妙。
静観すべし? 読み物とか、そういう風に考える以前に、ドラマシリーズになると長すぎて、別の要素がおおいみたいだし。エルメスの視点っていうのがまた……。なんか超お嬢様キャラだし、原作も結構いいとこのお嬢様っぽかったけど、ちょっと過剰すぎる気がするなー。

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