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春期限定いちごタルト事件

いつか掴むんだ、あの小市民の星を。

創元推理文庫 米澤穂信・著

sonyのネットウォークマンについていろいろ調べたのですが、いろいろと不都合があることがわかりました。
っていうか、sonyの著作権保護機能がっちがちなのは、かなり困るかも。ノートとデスクトップで、ネットウォークマンを通してデータのやりとりが出来ないのは、かなり痛い。
実家とアパートで行き来するのに、データを別の媒介使わなきゃならないんだもの……。
しかも、PCに落としてあるmp3は駄目っぽい?
ってことは、またCDを入れ直して、全部落とさなくちゃいけないってこと?
それは、勘弁。

というか、私がもっと驚いたのは「電車男 CDドラマ」。
電車男に平川大輔(レゴラス様)、エルメスに島本須美だなんて……!!
脇役に、三石琴乃や緑川光に古谷徹ですって……!!
聞きたい!!
けれど、電車男が、映画やドラマのようにキョドっちゃうのはどうかとおもう。いや、つまり、あれは過剰すぎるって思うんです。いくらなんでも、あれじゃあね……。

「氷菓」は積んであるんですが、それっきり。角川スニーカーの学園大賞だったと思いますが。
なにかこちらが面白いという話でしたので、こっちから手を出してしまいました。
ミステリ作家らしい。
しかしして、誰も死なない短編集。
高校生になった、小鳩君と小佐内さんのコミカル探偵物語。
だからって、金田一少年のような殺人事件があるわけではないので、安心です(?)。
確かにこういうのもありですよね、トリックとして成立すると思う。
ただの日常のことなんですが……。

小鳩君は、特に頭が良さそうと言うこと以外、なにも描写がないんですが……。
ようするに、趣味とか得意科目とかがなにも書かれていないので、実際には小鳩君がどういう生活をしているのかっていうのは、すっごく謎。
性格とか、性能(?)はわかるんですけどね。
そういう意味では、小佐内さんは甘いもの好きで大人しめ、わからないのはその性能(?)なわけですが。

頭のいい二人は、そんなことで目立ったりやっかまれたりするのを嫌って、互恵関係を結んでいます。
よーするに、「付き合っている人がいるから、ごめんね」「待たせてるから、いくね」という、言い訳に互いを使うことを契約しているのでした。
高校生活がはじまり、周りは知らない人ばかり。二人は互いの正体を知っているもの同士というわけです。
ただし、そこにはもちろん中学時代の友人とかも出てくるんですけどね。
小鳩君の中学時代のご学友・健吾君です。

小鳩君は、その頭の良さをかくして、学生生活を送ろうとするのですが、ひれひらかしぶりはなかなか治らず、どうして表に出てしまうんですよね~。
なんとなく、お姫様が町娘に憧れる、の図に似ている。

そんな学校生活を送っているある春の日、なんと小佐内さんの自転車が、籠に入れたいちごタルトごと、盗まれてしまうのでした。
そうして、はじまる小佐内さんの復讐劇! な、わけではありませんが、そういうノリですね。
小佐内さんにはなにかあるとは思っていましたが、ああいうのとは思いませんでした……。

小鳩君に結構つっかかる正義漢の健吾君と、小佐内さんの三人を見ていたら、「タイム・リープ」を思いだしました。
あれは正統派なヒロインが、制御不能な時間跳躍に陥り、秀才君に頼るのですが、その秀才君が助力を頼むのが、正義漢なんですよね。
正直、全然性格は違うんですが、配置が似ていたので、なんか思いだしました。
「タイム・リープ」は面白かったなあ(しみじみ)。

そういえば、ライオンボーイ3が届かない。
何故? 一緒に抱き合わせで注文した本が、がんだったのか?

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Tracked on August 15, 2005 at 06:39 PM

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