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10月の本

10月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5324ページ

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (文芸シリーズ)嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (文芸シリーズ)
語呂のいいタイトルに、てっきりロシアの民謡的なフィクションかと思っていた。ノンフィクションだったとは。しかし、勘違いからこうした良作に出会うことが出来たのは、怪我の功名。出不精にとって、他人の旅の経験を多少なりとも共有し、時代を体験できるのは本の醍醐味ですね。こういうと叱られてしまうかも知れませんが、かなりリアルでギャグのない、ロシアの「ヘタリア」でした。
読了日:10月31日 著者:米原 万里
厭犬伝厭犬伝
表紙の絵は誰と誰なんでしょうか? 表紙から抱いたイメージと内容が全然違っていたんですけど。バトルものの描写をされても、案外想像力がついていかないのですよね。そういうシーンに感情移入するのは難しい。確かに漫画とかの方が迫力があるのかも。
読了日:10月31日 著者:弘也 英明
妖女サイベルの呼び声 (ハヤカワ文庫 FT 1)妖女サイベルの呼び声 (ハヤカワ文庫 FT 1)
隼のターがウチのベランダの欄干にとまっているといいのに。コミックのコーリングから入りました。読んだのは新装丁のトールサイズですが、書店泣かせですね。ブックカバーをかけようとして、サイズが合わずに困惑する書店員さんが気の毒でした。それに本棚におさめたとき、そこだけ突き出しているのがなんとも許せない。
読了日:10月30日 著者:パトリシア A.マキリップ
天のろくろ (fukkan.com)天のろくろ (fukkan.com)
バタフライ・エフェクト。自身では制御できないジレンマと、他者からの介入によるストレス。ヘイパー先生には確かに悪気はないのかも知れないし、もしかしたら、あれはオアの夢が紡ぎ出すその影響だったのかも知れない、という解釈も出来るのかも。ヘイパーだけがオアの影響を免れていたとは考えられない。もしかしたら、オアのヘイパーへの疑心暗鬼がヘイパー自身を変えてしまったのかも。だとすると、ヘイパーが一番の被害者かも知れない。
読了日:10月29日 著者:アーシュラ・K. ル=グウィン
金春屋ゴメス金春屋ゴメス
欧州かどっかに、こんな風に中世の生活を味わえる村があるとか、テレビで観たことがあるような? もっとSFかと思ったら、そうでもなく、そうなるとゴメスの正体がとっても気になります。医療とかの研究で、突然変異しちゃったとか? そんだけ目立つ姿形なら利吉だって一発で誰か気付くはずだし?
読了日:10月28日 著者:西條 奈加
喋る馬(柴田元幸翻訳叢書—バーナード・マラマッド) (SWITCH LIBRARY 柴田元幸翻訳叢書)喋る馬(柴田元幸翻訳叢書—バーナード・マラマッド) (SWITCH LIBRARY 柴田元幸翻訳叢書)
なんとなくブラックユーモアな印象。人生を皮肉っている。苦悩している作中の人々に、自分を重ねては苦い思いがよぎる。長く生きれば生きただけ、そうした悔恨の念が蓄積していく。反面、作中の人々のような不幸に見舞われていない自分に安堵する。自分はもっと高潔でありたいと思っても、人間弱いよな、、、
読了日:10月28日 著者:バーナード・マラマッド 訳:柴田元幸
ロリヰタ。ロリヰタ。
この辺のネタって、ERでもあったけど、こちらのほうがより叙情的。書き下ろしのハネの方が、切なかった。
読了日:10月27日 著者:嶽本 野ばら
アンダルシアの肩かけアンダルシアの肩かけ
女性の側面を垣間見ることが出来る短編集。短くて長くて、刹那的で人生的。幻想的で、破滅的で、とても嫉妬深い。
読了日:10月26日 著者:エルサ・モランテ
天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語
こういう幻想的な建物を想像する作家さんは、自分の中でも設計図があるんでしょうか? 是非観てみたい。劇的0Xーアフターもビックリ、みたいな。でも、建てられるのは資産家だけか、、、でももっとファンタジーにしちゃっても良かったよーな? 家とか時代描写とかリアルな存在感を感じらたから、あるいは、天使を出さずに終始主人公のあの独特の雰囲気のある神秘的なたたずまい、才能のなせるワザ、で終わらせた方が、、、天使の存在が仄めかされてそれが逆に損なわれた気がします。
読了日:10月25日 著者:中村 弦
火を熾す (柴田元幸翻訳叢書) (柴田元幸翻訳叢書)火を熾す (柴田元幸翻訳叢書) (柴田元幸翻訳叢書)
著者は大変苦労した人生を送っていたようですね。生と死の狭間、生への恐るべき執念、執着心を見せつけられました。「火を熾す」はまさしく、薄氷の上を歩くような、生と死の表裏一体。生きること、糧を得ること、働くこと。現代社会は、生きることと仕事がなんとなく繋がらなくて、その辺り自分自身も見失いがちなのだと感じた。
読了日:10月25日 著者:ジャック・ロンドン/柴田元幸 訳
きのう何食べた? 3 (モーニングKC)きのう何食べた? 3 (モーニングKC)
読了日:10月23日 著者:よしなが ふみ
Story Seller (新潮文庫)Story Seller (新潮文庫)
短編一つごとにちびちびと読んだ読者の一人です。普段あまり読まないジャンルのエピソードの出会えて、得したけど、参加著者の短編集ですでに読んでいた話もあったので、差し引き0か? スポーツものってあまり読まないのですが、サクリファイスは読みたい本に加えておこうかと思います。
読了日:10月18日 著者:
ノーサンガー・アビー (ちくま文庫 お 42-8)ノーサンガー・アビー (ちくま文庫 お 42-8)
妄想爆発ヒロインのキャサリンが面白い。ヒーローのヘンリーの登場が少ないのが残念。人間の出来たヘンリーはキャサリンよりも一回り近く年上で、もちろん大人なわけだから、分別があって当然なのですが。自分よりも年下のヘンリーがあんなに大人なのは、やはり時代が違うからでしょうか(苦笑)
読了日:10月18日 著者:ジェイン・オースティン
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
読了日:10月17日 著者:森 薫
お皿監視人 あるいはお天気を本当にきめているのはだれかお皿監視人 あるいはお天気を本当にきめているのはだれか
読了日:10月16日 著者:ハンス ツィッパート
あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)
物理の教科書を読んでいる気分だった。たぶん、物理とか科学とかに詳しいともっと楽しめるのではないか? けれど、それぞれの短編集が違った世界観を持っていることに驚いた。どの作品も硬派な作風は一緒で、けれどどれもが違った世界観で読ませてくれた。
読了日:10月15日 著者:テッド チャン
コーリング 第3巻 (白泉社文庫 お 4-3)コーリング 第3巻 (白泉社文庫 お 4-3)
原作のタイトル、呼び声ではなく、叫び声だと思っていました。ホラー的なものを想像していたのですが、このコミックのイラストも美しくて感動の絵巻物に仕上がっていると感じました。
読了日:10月03日 著者:岡野 玲子,パトリシア A.マキリップ
コーリング 第2巻 (白泉社文庫 お 4-2)コーリング 第2巻 (白泉社文庫 お 4-2)
原作が新装丁で発売されているそう。読まなければ!
読了日:10月03日 著者:岡野 玲子,パトリシア A.マキリップ
コーリング 第1巻 (白泉社文庫 お 4-1)コーリング 第1巻 (白泉社文庫 お 4-1)
真の名を知ることで、相手を支配出来る。今では珍しい設定ではないけれど、引き込まれた。
読了日:10月03日 著者:岡野 玲子,パトリシア A.マキリップ
パパにつける薬パパにつける薬
読了日:10月03日 著者:A. ハッケ

読書メーター



noblesse oblige
今後も読書家たらんことを。

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