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エレメンタラー!?

いや、エアベンダー、を観てきました。
「ロードス島戦記」や漫画「エレメンタラー」のファンである個人的には、とーーーーーっても楽しみにしていた映画です。
ネットで情報を検索しましたところ、いろいろヤバイ情報が出てきていました……。

①三部作であること!?(第一章水の表示)
②原作は、海外アニメであること!?(大人気アニメらしい)
③海外の興行収入よろしくないらしいこと!?
④本来は「アバター」というタイトルだったこと!?

なんてこった!?

あと、加えるならばなんで3Dの公開なんだろうか?
自分は、あえて2Dで観ました。3Dはアリスで懲りたので。画面が暗くなるしね。

マイナス要素としては、やっぱり三部作ってことかなあ。
ぶっちゃけ、ファンタジー映画の人気は下火の様子。
ハリー・ポッター第七作、パート1の公開は今年の秋に決まったようですし、ナルニア物語も次回作は決まったようですが、
他の三部作「黄金の羅針盤」、「エラゴン」のシリーズはそのまま続編はなさそうな様子だし……。
この「エアベンダー」も二の舞になりそう!

なんでこんなに焦っているかというと、自分的には鳥肌モノの映画だったんですよね。
気、水、土、火、それぞれのエレメントを操ることが出来る能力者ベンター。その頂点に立つ四つすべてを操ることが出来るアバター。
しかし、選ばれた少年はその重責に耐えられず家出!? 氷の中に閉じこめられて、気付いたら100年経っていたという、ギャグみたいな導入部。
ストーリーは、そりゃアニメシリーズを100分弱に圧縮しているんですから、登場人物たちの内面を十分に映し切れていないし、かなりダイジェストな感じになっています。その分展開が早いので、中だるみすることもないのですが、観ている方は世界観にとけ込めずに置いてきぼりを喰らうでしょう。
自分は、そういうファンタジー経験値がそれなりに高いので、そういうことはありませんでした。

そういう意味では、ストーリーがまとまっていた「アリエッティ」に軍配が上がります。

しかし、それを補って余りある、ベンダーたちの戦いは美しい!
主役はもちろん、主要登場人物たちは、武道を習得した役者たち。
その彼らが美しい所作で太極拳のような套路を舞えば、風が渦巻き、水が踊り、炎が矢となって降り注ぐ!
思わず「ロードス島戦記」を思い出して「ファイアボルトだ! ウォータースクリーンだっ!」ってなもんですよ。その度に鳥肌が立ちました(単にエアコンが寒かっただけか?)。
主人公であり、アバターの少年アンが宙返りすれば氷が割れ、くるりとターンすれば風が吹く。
棍棒が扇子のように広がり、巨大な凧となって、忍者のように宙を舞う。
ストーリーとしてはまだまだこれからなので、是非ともシャマラン監督には頑張って貰って、第二部、第三部と続けて欲しいですね。

なかでも注目したいのが、アン少年を追うズーコ王子。
役者は「スラムドッグミリオネア」の主役を演じた方です。あの役からオファーが殺到したのですが、なかなかに踏ん切りがつかなかったようで、今回敵役でありながら好演しております。
火の国の王子でありながら、アバターを捕らえなければ帰ってくるなと父王に命じられて国を追放されました。
見たところかなり優秀なのですが、彼よりも妹の方がベンダーとしての能力が高い様子。
父王の方はどうやら、息子を千尋の谷に突き落としたつもりのようです。しかし、ズーコの方はただただ屈辱と自身の不甲斐なさに苦悩しています。
そんなズーコを見守っているのが、王の兄。なにやら、弟に王座を奪われた様子。そういう背景もあってか、ズーコ王子の旅に付き合っているのですが、秘めた力を持っているっぽいよ……。

というわけで、伏線一杯。

気だけではなく、水を操る能力も会得したアン。
第二部が無事制作にこぎ着き、土の力を習得しますように。

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床下の小人たち

借りくらしのアリエッティを観てきました。
映画館に行く前から、テレビでは満員御礼の文字が?
確かに映画館では人が多かったけれど、あれは伸びるのかしら?
ゲド戦記の二の舞のにおひがしまふ……。

原作は2月に読了済みですが、いつものように細部は違います。どちらかというと、もっと劇的な展開にしても良かったかも。
今回は新監督がメガホンをとったということですが、毎回のジブリ作品から考えると、ドラマチックな展開には物足りないものがあった気がします。
人間と小人の友情がキーワード。小人からの目線の描き方や、表現は素晴らしいんですが、なにしろミクロの世界なもんで、スケールが小さい(苦笑)。登場人物も、今回は本当に少ない。エキストラ(?)がいないも同然。
ジブリが今まで人間の尊厳だとか、自然界の掟だとか、なにか大きなものを題材にしてきただけにねー。
いや、でもこれも、人間が他の生物と共存すること、というテーマが隠されているのかな?
なんにしてもポニョだって、街一つどころか、世界中が水没したみたいな錯覚があったくらいですから~。

原作のイメージからすると、忠実に感じられました。
ねずみや害虫たちと戦ったりするようなバトル展開にはならなかったし。
所詮、自分の無い物ねだりなのかも。もともと原作は、絶滅危惧種の小人たちの存続や、映画では触れられてはいないけれど「借りる」という道徳的な側面、それでも生きていかなければならないこと、などを子供たちに語りかけている作品なんだと思います。

アリエッティの家族が住んでいた家は、とてもステキでした。あれは流石ジブリ。その住まいから、人間の住んでいる家に上がり込んでいく道筋とか?
そして、アリエッティのパパがめちゃくちゃ格好いいです。

そしてやはり、劇的ビフォーアフターもびっくりの改築法に注目です。

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プテロダクティルス

最初、映画を見ていていきなり違和感を感じた。
字幕が変なのかと思ったけど、理由は英語ではなく、フランス語だから聞き慣れなかったんだ~。
そんなに英語に親しんでるわけではないのに、不思議。
英語はわからないけど、字幕映画を見ているから、俳優さんの英語の台詞もBGMの一部みたいに感じるようになってるのかな。

アデル/ファラオと復活の秘薬

とりあえず、エンドロールはしばらく席を立つのを我慢しましょう。

リュック・ベッソン最新作ですが、当初はこの脚本も誰かに売っちゃおうかと思っていたらしいです。
今まで以上にB級だ!
アデルは逞しい女性です。美人で結構お洒落だと思うけれど、色恋沙汰には縁がなさそう。
映画予告編では、キスシーンもあったけど、色気どころかロマンスの欠片もない!!
という潔さ。
話の展開の合間にあるギャグは、リュック・ベッソン様々。
他の映画で無理くりギャグを挟むのとは違って、ウィットに富んでいる印象。
もっとも、くだらないのはくだらない。くだらないのを楽しむ映画でしょうね。
アクションも中途半端だし、「ありえない!」の連続。
ストーリーもわけわかんないというか、わけわかめって感じ~。
でも、展開は早いし、退屈はしなかったです。

帰りは途中でお店に入って休憩したけど、クーラー効きすぎの中、冷たい飲み物を頼んで後悔する。
自宅に帰って、熱い東方美人茶を淹れて一服。
和む。
そこではっとする。
歳をとったと感じた瞬間!?

そういえば、ハーゲンダッツで新作が続々です。
コンビニ限定の苺バニラと桃バニラ。
こちらは、桃バニラがほどよくバニラとマッチしていて美味しかったです。
それからミニカップの期間限定サマーパーティでは、リッチミルクの他にブルーベリーとメロンの詰め合わせが。この二種類、通常のカップでは売っていないテイスト。これは試さずにおくべきか!
メロンはあっさりめですが、ブルーベリーの方はブルーベリーヨーグルトを食べているように滑らかで濃厚でした。
ミニカップ、丁度いい大きさのようでいて、食べ終わると物足りないですね

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強襲少女隊?

アサルトガールズを見ました。
黒木メイサ主演で、菊池凛子も出ています。
自分、普段は邦画は見ないのですが、まあ、DVDだしいいかなって。

内容は昨今流行の、ネットゲーム内で、ステージボスを退治するため、普段はライバル関係にあるプレイヤーたちが、パーティを組むというもの。
こないだバラエティ番組で、黒木メイサがサバイバルゲームが趣味みたいなことをやってましたが、さすがにライフルを構える格好とか、様になってました。
でも、菊池凛子は笑うだけで他に台詞なかったけど。

ただ、
ギャグにしたかったのか? そーじゃないよな?
70分の短い映画ですが、戦闘シーンは最初と最後の10分程度。
その間は、それぞれのプレイヤーたちが、ボスモンスターを捜してうろうろと荒野を彷徨うシーンがひたすら……。
なにこれ?

うーん
なんだったんだろう?


っていうか、今テレビで放送している「センター・オブ・ジ・アース」
ジュール・ヴェルヌを読みたくなってきた。
積読本が多くてそれどころじゃないけど。

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六月の読書

今月は振るわず。まあ、こんなもんか。
半年前に図書館に予約していた本が、ここにきてぞろぞろと。一冊しかない本とか、複数冊ある超人気作が、かぶってきた感じですかね……。
ペース配分、きっついなー。

6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2756ページ

風の影 (上) (集英社文庫)風の影 (上) (集英社文庫)
本の中の本にどうしようもなく惹かれて辿り着いたこちら。私は、「驚異の発明家の形見函」を思い出しました。あんまりスペインのバルセロナっていうイメージが湧かない無知な自分が悔しい。過去の作者と、その足取りを追う主人公の背景が似通っていて、急速に二人の運命が近づいてくるのを感じてどきどきします。
読了日:06月26日 著者:カルロス・ルイス・サフォン
死がふたりを分かつまで 12 (ヤングガンガンコミックス)死がふたりを分かつまで 12 (ヤングガンガンコミックス)
千治どんは、レギュラー化? 土方先生が、丁寧にお願いしてますよ!? っていうか、遥さん、確実に戦闘スキルに磨きがかかってますね。末は女大幹部か? スピンオフ出来そうなキャラがごろごろ出てきていますが、関係者が増えるとそれだけ裏切りの可能性も出てくるのかなあ?
読了日:06月25日 著者:たかしげ宙
中国茶の本―選び方・いれ方・楽しみ方入門中国茶の本―選び方・いれ方・楽しみ方入門
入門書として最適な本だと思います。歴史、茶葉、茶道具から、淹れ方。はては中国茶のお店まで網羅されているので、情報面でも役に立ちます。でも、実践あるのみ。お店によってもいろいろとやり方、作法が違いますから、そのなかでも自分の手段を確立させるためにも、この本は参考になると思いました。
読了日:06月19日 著者:平田 公一
食堂かたつむり食堂かたつむり
飲食店の経営って、許可がいるんじゃないかしら?などと下世話なツッコミをする自分はすれていると思う。ファンタジックというよりも、ファンシーな印象。世界は優しいけれど、現実は厳しい。主人公の食事に対する思い入れの強さに心撃たれる。豚のエルメスも、なんか「千と千尋~」を思い出しちゃった。いや、でも解体するシーンはちょっと……、しばらく豚肉食べられないかも。でも、カップラーメンだって小麦粉から作られているんだぞ。
読了日:06月18日 著者:小川 糸
不祥事 (講談社文庫)不祥事 (講談社文庫)
狂咲って……別に狂っちゃいないと思いますけどね(笑)。なんか、あれだけ仕事が出来ればあっちこっちの支店からお声がかかりそうだけど、正しさを追求する強さは、周囲から煙たがられちゃうのかな?キャラに勢いがあるのですが、なんとなくストーリーに精彩を欠くような? 狂咲VS真藤も決着を見ず、敵に塩を送ったような展開はちょっと残念かなと。続編が連載中ということで、そちらも期待です。
読了日:06月16日 著者:池井戸 潤
乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
美しいなあ。語りや間、空気が絶妙にいい雰囲気。次巻から物語はスミスの旅に同行するようで、アミルたちとお別れは寂しいですが、新たな出会いに期待大です。
読了日:06月13日 著者:森 薫
午前零時のサンドリヨン午前零時のサンドリヨン
うーーーん、役に立ってないのに便利屋扱いされていると思っている須川君がウザイ。結局最期まで酉乃に頼りっぱなしか。最期は頑張ったと言ってあげられるけれど。マジシャンヒロインというと、ドラマのトリックを思い出す。あんなにトンデモじゃなくて日常的なこと。でも、学生レベルという印象がぬぐえない。なにかもやもやしている気がしていたが、巻末の選考コメントで「苦さのようなものが欠けている」というのがすとんと腑に落ちた。
読了日:06月12日 著者:相沢 沙呼
ちはやふる(9) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(9) (Be・Loveコミックス)
9月までなんて待てなーい!!最期は勝って終わるか、負けて終わるのか、なんか考えちゃうんですけど~。今後も男女混戦、クイーン・名人戦と目白押し。新入部員がまた濃いし、部室はどこに移動するのでしょうか?次回の表紙は新入部員? まつげ3本なんていくらなんでもあれはギャグだよね?(笑
読了日:06月11日 著者:末次 由紀
深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
適齢期?うーん、随分と過ぎてしまったかな? 旅はまだまだ序の口で、すでに自堕落な主人公の賭博に思わず引き込まれました。郷に入っては郷に従え、雑になった神経は元に戻るのだろうか?ゆっくりとこの旅に付き合うことにいたします。
読了日:06月10日 著者:沢木 耕太郎
哄う合戦屋哄う合戦屋
史実ではない?実際に存在した人ではないんですねえ。一徹よりも吉弘に感情移入しやすいのは、自分が凡人だから?なんというか、一徹も劉備玄徳に仕えることが出来たら、天下を取れたのだろうか?いや、諸葛亮孔明ですら成し得なかったのだとすれば、必然なんですかね。軍師ではなく、やはり立つものに才能も能力も運も必要なのかも知れませんな。天下って、なに!?
読了日:06月09日 著者:北沢 秋
フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。
家族の問題はここまでじゃないけど、転職経験がある身からしてみれば、下には下があるということを身につまされた……。どうせだったら、もっとどん底から這い上がってくれたら良かったのに。自分よりも上の位置からスタートしている主人公とか観てても「あり得ない」という感想しか抱けない自分って、いったい……。ボーナスの出る会社に就職なんて、とても羨ましい。このご時世だしころころ仕事帰るわけにも行かないし……。あれ?感想じゃなくて、愚痴になっちゃった!!
読了日:06月02日 著者:有川 浩

読書メーター

noblesse oblige
今月も読書家たらんことを。

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