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床下の小人たち

借りくらしのアリエッティを観てきました。
映画館に行く前から、テレビでは満員御礼の文字が?
確かに映画館では人が多かったけれど、あれは伸びるのかしら?
ゲド戦記の二の舞のにおひがしまふ……。

原作は2月に読了済みですが、いつものように細部は違います。どちらかというと、もっと劇的な展開にしても良かったかも。
今回は新監督がメガホンをとったということですが、毎回のジブリ作品から考えると、ドラマチックな展開には物足りないものがあった気がします。
人間と小人の友情がキーワード。小人からの目線の描き方や、表現は素晴らしいんですが、なにしろミクロの世界なもんで、スケールが小さい(苦笑)。登場人物も、今回は本当に少ない。エキストラ(?)がいないも同然。
ジブリが今まで人間の尊厳だとか、自然界の掟だとか、なにか大きなものを題材にしてきただけにねー。
いや、でもこれも、人間が他の生物と共存すること、というテーマが隠されているのかな?
なんにしてもポニョだって、街一つどころか、世界中が水没したみたいな錯覚があったくらいですから~。

原作のイメージからすると、忠実に感じられました。
ねずみや害虫たちと戦ったりするようなバトル展開にはならなかったし。
所詮、自分の無い物ねだりなのかも。もともと原作は、絶滅危惧種の小人たちの存続や、映画では触れられてはいないけれど「借りる」という道徳的な側面、それでも生きていかなければならないこと、などを子供たちに語りかけている作品なんだと思います。

アリエッティの家族が住んでいた家は、とてもステキでした。あれは流石ジブリ。その住まいから、人間の住んでいる家に上がり込んでいく道筋とか?
そして、アリエッティのパパがめちゃくちゃ格好いいです。

そしてやはり、劇的ビフォーアフターもびっくりの改築法に注目です。

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