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インセプション

ウルトラバロック・デプログラマー!!

今日は暑かったですね。前二日が曇りだったので、特にそう感じます。
職場にはクーラーが無く、扇風機が回っているのですが、それでも屋根があるだけましなのかも……。
交通整備や出勤日のサラリーマンのみなさんを見ていると、まだ屋根があるだけましなのだろうかと思いました。

それはともかく、「インセプション」を観てきました。
ファーストデイの日曜日だし、もちろん朝っぱらから映画館はメチャ混み! 目的の映画は特に二時間二十四分の大作ですが、そんなに疲れませんでした。画面を食い入るように見ていましたよ!
久々に観ていてドキドキハラハラしちゃいました!
面白かったです!

内容はまあ、他人の夢に入り込んで企業秘密やアイデアを盗むという特殊能力を持つコブ(レオ様)が、サイトー(渡辺謙)から仕事を依頼されるワケなんですが、コブはその能力故に精神的に問題を抱えており~、それが仕事に支障をきたすー、みたいな。

日本にも夢の世界を題材にした作品があります。
アニメ映画ですが「パプリカ」なんかがそうですね。あれはただ、夢に入り込んだパプリカの想像力がめいっぱい駆使されています。
この映画では、夢の世界は無限大だけれど、現実にあまりにそぐわないと、標的に自分が今夢の世界にいるということがバレてしまう、ということで夢の世界の自由度が現実のレベルに抑えられています。

にもかかわらず、何重にも張り巡らされる夢の世界独特の仕掛けがあって、楽しませてくれます。
夢の舞台を整える設計士や、夢に入り込みやすくする薬を作る調合師など。
仕事で夢の世界に入り込んでいくチームの前に、コブのトラウマが邪魔をする。

ところで「解体屋外伝」という小説があります。こちらは絶版かな。
ただコミック化されていて「ウルトラデバック・デプログラマー」という作品があります。
こちらは夢の世界と言うよりも、相手の記憶の世界に入り込んで、情報の捏造や記憶の改ざん、つまり洗脳をする能力者たちの話なんですが、こちらの話が「インセプション」と雰囲気が似ている気がします。
それにラストシーンも、やっぱりきたかと思った通りの退きでぞくっとさせてくれます。

多少、観る側にも想像力を必要とする映画で、上記の作品や「マトリックス」シリーズが好きな人にはお勧めな感じでした。

ちなみに、気になった役者は「ジョセフ・ゴードン=レヴィット」。コブの相棒アーサー役、でいいのかな?
能力的にはそつなくいろいろとこなす感じで、器用貧乏? 作戦の要となります。レオ様や渡辺謙ががたいいいので、かなり細身に感じられるのですが、仲間を守って一人で奮闘したりして、格好良かったです。

今月はまた、「ソルト」「魔法使いの弟子」などを見にいく予定。
「Aチーム」はどうしようかと迷い中。予告編を観るとなんとなく面白そうなんだよねー。ただ、予告編だけで見せ場全部出してんじゃないかと心配です。

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7月の読書

7月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:4921ページ

心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)
「かなしんでくれるかな?」いやそこは「化けて出てやる」じゃな~い? それにしても、トラブルを呼ぶのは赤い瞳ではなくて、霊媒体質の女子大生だったとは! とんだガリレオ先生と思いきや、こちらはモロオカルトで、でも万能じゃないのがいいですね。八雲自身が霊とはっきり会話しているシーンはない様子なので、そういうさじ加減もよい感じでした。
読了日:07月31日 著者:神永 学
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
これ映画ってどうなっているんだろうと思ったけど、映画はちょっと観るのを躊躇う構成だなあ。一つの物語が別々の視点から新たな事実を表していくけれど、その実別の誤解も生み出していく連鎖が、結局教師を復讐に駆り立てる。人間、誰にも見せない日記にすら嘘をつかないと誰が言えるのだろう? 各人の告白に嘘がないと言い切れる? 後から付け足していないと、捏造していないと言い切れる? 何も残されていない復讐者には関係のない些末なことなのだろうけれど、読んでるこっちはそうはいかず、深みにはまる。
読了日:07月31日 著者:湊 かなえ
深夜食堂 1 (ビッグコミックススペシャル)深夜食堂 1 (ビッグコミックススペシャル)
とくに珍しいものがある訳じゃないのに、登場する料理に常連客たちの人生が調味料になってる。あと、店主の顔に傷があるのもワケあり感が出ててイイ。こういう短編って実は箸休めであって、連続して一気に読むと案外疲れた。
読了日:07月31日 著者:安倍 夜郎
まほろ駅前番外地まほろ駅前番外地
もうずいぶん前だから、忘れた。っていうか、なにこれ? 子供が嫌いの違いがよくわからない。赤ちゃんはダメで、小学生はいいんだ? さらに続編が出るのかな?
読了日:07月30日 著者:三浦 しをん
ティンブクトゥ (新潮文庫)ティンブクトゥ (新潮文庫)
「ほんものの魔法使」に続き二匹目の犬。「ジョニーザラビット」と比べるのは違う気がするけれど、あちらの兎は独自の兎の社会を持っていてファンタジーだった。これも犬の視点で人間の言葉で描かれているのだから、ファンタジーなんだけれどなんとなく、他の犬との対話がないのが寂しい。「野生の呼び声」がばりばりの肉食系だったのに対し、ハングリー精神は感じられず、あくまで人間社会で暮らす年老いた犬の物語だった。犬だけど、オースターが描き出した物語だった。
読了日:07月26日 著者:ポール オースター
プリンセス・トヨトミプリンセス・トヨトミ
「夜爪を切ると親の死に目に会えない」ということですかね。重箱の隅をつついた旭、けれどそれは松平のかさぶただった、みたいな!? 前作の例の漏れず、大阪停止という単語に怪奇現象なのかと思っていましたが、違ってましたね。とはいえ、なんというか現代よりも一昔前の話だった方が、なんとなくもっとロマンがあったかな?などと思ったり。そしたら、今現在を生きている自分は「今も大阪の男たちは王女を守っているのかな?」なんて……。いや、大阪の人が読んだらどう感じたんだろう?
読了日:07月25日 著者:万城目 学
ほんものの魔法使 (ちくま文庫)ほんものの魔法使 (ちくま文庫)
自分は「七つの人形の恋物語」で感動しました。また「午前零時のサンドリヨン」にこの本が出ていたので、今回拝読。ただのアダムは純粋培養で、皮肉屋の毛玉犬モプシーとのやりとりが面白く、こっちのワンちゃんの方が好き。アダムは大人の男だけれど、ちょっと空気が読めなすぎる。だから、モプシーがああいう性格になっちゃうんだな(笑。
読了日:07月25日 著者:ポール・ギャリコ
セクター7セクター7
絵だけの本。本物の絵本? なぜか、有川浩の「空の中」を思い出しました。
読了日:07月20日 著者:デイヴィッド ウィーズナー
かわいそうなお姫様 (ピュアフルコミックス)かわいそうなお姫様 (ピュアフルコミックス)
読了日:07月18日 著者:西 炯子
聖女の救済聖女の救済
くたびれた刑事と憂えた美しい女性、ときたら期待することは一つ。最近読んだ本がレズネタ続いたもんだから、そっちのほうを勘ぐってました。内海さんは、柴咲コウのイメージと重ならない優秀さな気がした~。それから、iPodの曲に苦笑を禁じ得ない。これはサービス?著者の後書きがないじゃんー
読了日:07月15日 著者:東野 圭吾
ガリレオの苦悩ガリレオの苦悩
なんかドラマの影響受けすぎじゃなかろうか?(苦笑)先生の話し方が、断然福山なんですけど。そう言えば、磁界歯車って触ったことがある。へえ、湯川先生があれを……ってなんでやねん。歯がない歯車って、でも磁力がかなり強いから使う場面が限定されるんですよね。ケータイや時計は要注意です。
読了日:07月13日 著者:東野 圭吾
ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
ファンタジーだあ。いろいろ混ざってますね。那須与一とは思わなかったナー。有名だけど、あの場面だけで、実際地味な印象だったのに。でも、この分だといろいろと歴史的に無関係ばかりではなさそう。
読了日:07月11日 著者:平野 耕太
RDG2  レッドデータガール  はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)
なんだか某魔術異種格闘戦みたいになってきた~!泉水子が学園最強になる日も近い?最初は地味だった登場人物が、あとになって出てきたりして、学園内の勢力図が面白い。話題の三巻も大きな動きがあるのかな?人間関係に揺れる泉水子の心境は興味深い。彼女を取り巻く男性陣の攻防も見物ですな。
読了日:07月10日 著者:荻原 規子
キケンキケン
上野、大神のコンビはなんだか懐かしい感じの取り合わせ。何故そうなのかはわからない。もちろん知り合いにはいない! 人間的に完成されすぎていて、二人の育った環境というか、高校時代が知りたいです(笑)。自身の当時を思い返すと、なんだか違和感があるのは、時代が進んで進歩しているからかなあ。十年も経ってたら、流石に文化祭も校舎いろいろ変わってると思うゾ。最終話は自分自身懐かしくなって、最期の大開ページは大変感慨深かったです。
読了日:07月08日 著者:有川 浩
小太郎の左腕小太郎の左腕
半右衛門格好いいよ!男だね!これは半右衛門の話なので、小太郎の出番はあれでいいと思う。小太郎の豹変や成長は、それほど詳しく語られなくても、半右衛門の憔悴した姿が語ってくれる。小太郎の人生はこれからだ。「この時代の~・現代では考えられない~」などの説明は不要、この男の生き様に野暮ってもんサ。
読了日:07月05日 著者:和田 竜
ふたりの距離の概算ふたりの距離の概算
前作で一年が終了し、四人の人間関係にも答えが出たっぽかったので、もうないだろうと思っていたのに、またまた出ました!どうせなら新入生勧誘に、文化祭の数々の活躍を語れば良かったのに。料理大会のチームワークとか(笑。やりとりが軽妙で読んでいて楽しいんですよね。今後も高校二年生の彼らの物語が見られるのでしょうか?
読了日:07月04日 著者:米澤 穂信
風の影 (下) (集英社文庫)風の影 (下) (集英社文庫)
過去の作家フリアンと、その影を追うダニエル、その二人の物語と思いきや、ペネロペやハシンタ、ソフィーやヌリアなどの女たちの物語でした。社会的にまだ立場の弱い女性たちが、男たちのために逆境に負けじと立ち向かい、戦っていました。バルセロナという舞台に、残念ながら想像力が追いつかなかったのが残念。確かどこかに、読書は本人の想像力の賜だとか、想像力がものを言うとか記述があったと思うけれど、その物語の本質を理解するためには、未熟なだけではダメなのだと感じました。
読了日:07月03日 著者:カルロス・ルイス・サフォン
箱男 (新潮文庫)箱男 (新潮文庫)
箱の中に箱があって、さらにその中にも箱があって箱があって、開けても開けても箱が出てくる、マトリョーシカのよう。人生の迷宮に落ちてしまうと、なかなか外にははい上がれなくなります。
読了日:07月03日 著者:安部 公房

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