« September 2010 | Main | November 2010 »

9月の読書

9月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4789ページ

さよならドビュッシーさよならドビュッシー
最初、ミステリ色がいかにも薄く感じられました。けれども音楽に関しての描き表される言葉は渦となり、印象的でした。マンガののだめでも音のない絵だけの表現で、あれだけ音楽を描いていることに驚いたものですが、これはまた文章の醍醐味でした。火傷の治療やリハビリなどの知識とピアノが前面に押し出される物語にあって、最後ミステリとしての仕掛けはアガサ・クリスティを彷彿とさせる出来映えに、遥のピアノ同様、脱帽です。
読了日:09月30日 著者:中山 七里
ストーリー・ガール (角川文庫)ストーリー・ガール (角川文庫)
赤毛のアンは読んだことがないけれど、知っている。なのでモンゴメリ初。普段から奇想天外、ミステリや冒険を求めているが、それにも疲れるときがある。ただただ、少年少女たちの日常が綴られていくだけの物語が、時にこんなにも心を潤してくれる。自分の幼い頃とはちがう文化なので、いろいろと牧歌的な雰囲気も楽しめました。
読了日:09月28日 著者:モンゴメリ
神様のカルテ神様のカルテ
医療系の小説にしては軽量級ですね。なるほど、万人ウケするわけです。多少物足りないと思わないでもない。ただ、医療の方面を攻めるわけではなく、医者と患者だけではなく、それ以外の人間関係にもスポットが当てられているところが良かったです。
読了日:09月25日 著者:夏川 草介
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ルシウス、相変わらず不器用な男。さすがに風呂ネタから話がそれてきているよーな気がするけれど、面白かったです。ケイオニウス、確かにそこまで愚か者ではなさそう。
読了日:09月25日 著者:ヤマザキマリ
チャスとリサ、台所でパンダに会うチャスとリサ、台所でパンダに会う
とあるラジオ番組でDJが話していたのを思い出して。スパイスが効きすぎ、ぶっとんだシティファンタジーアドベンチャー!! パンダたちははたして夢の国にたどり着くことが出来るのか!? 僕はたぶん、動物園に売られたと思うのです!?
読了日:09月23日 著者:フラン レボウィッツ
謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで
上司の風祭の前では一般人の麗子も、影山の前では風祭並になるのが笑える。確かにノリがいいのですけど、ワインに毒を盛るトリックってどうして毎回、注射器なのか納得がいかない。あの長さのあるコルクを貫通させるのに、どんだけでかい注射針を使うんだよ!?そんな長い針をコルクに貫通させる力だって必要でしょうに。誰か教えて。
読了日:09月23日 著者:東川 篤哉
星間商事株式会社社史編纂室星間商事株式会社社史編纂室
なんで読んじゃうんだろうナー、と自分を振り返ると、たぶん自分にとって新しいジャンルだからですね。星間商事、でかい会社なんでしょうね。この大不況では完全にリストラじゃん?幸代はいまいくつくらいなんだろう? この年になると趣味が習慣に変わってしまい、読書にも新しいスパイスが欲しくなるのですよ……。長年の趣味に情熱を燃やし続けられる幸代が羨ましかったです。
読了日:09月22日 著者:三浦 しをん
アルト・ハイデルベルク―小説 (1954年) (角川文庫)アルト・ハイデルベルク―小説 (1954年) (角川文庫)
王子と町娘の身分違いの恋。文学少女で記載のあったタイトルだったので。
読了日:09月21日 著者:マイアーフェルスター
AnotherAnother
それで来年も呪いは続くのですか? ホラー系の映画も小説も、最後にはその時の彼らが救われるだけで、なにも終わらずに毎年続いていくのかなあ? そうやって最後に引っ張るの、よくあるでしょ? 恒一君の察しの悪さは、いない人に関わることだから、ということなんだろうか。淡々とした語りでさほどの恐怖も後味の悪さもないものの、これからも連綿と続くであろう呪いには心が痛みます。
読了日:09月20日 著者:綾辻 行人
早雲の軍配者早雲の軍配者
あれ?続編ないとウソでしょ!? 的な終わり方でしたね。三人の軍配者、時代の寵児が生まれたところで終わっちゃうなんて、壮大な序章に過ぎない、みたいな?
読了日:09月17日 著者:富樫 倫太郎
ちはやふる(10) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(10) (Be・Loveコミックス)
次回の11巻は、丸の中に十一って書くのでしょうか? 新入部員参戦で、それぞれ先輩が板に付いてきた感じですね。今回はなんだか、主人公が、団体戦では強すぎて、……脇役っぽいんですけどぉ~! まあ、見守る立場であっても仕方がないか。太一、一皮剥けるかなあ。にしても、前哨戦って感じ。でも、読み手はあくまで中立でしょう? あの最終兵器は破壊力自爆系じゃないですか!?
読了日:09月13日 著者:末次 由紀
死ねばいいのに死ねばいいのに
表紙の彼女、まるで棺桶の窓から覗く死者のよう。真面目な人間を馬鹿にしているのか? みんなみんな歪んでいて、こういう人知っている、と思った瞬間の悪寒ったらなかった。そこに自分も含まれているという嫌悪感。みんな同じ方向に絞った雑巾みたい。だけど、健也が真っ直ぐに見えたのかというと、彼らと逆にねじった雑巾としか感じられなかった。本当は雑巾をすすぐバケツの水なのか? 雑巾は何かを綺麗にして自分は汚れていくのに、みんな自分の汚れ。 真っ直ぐなのは亜佐美なのか? わからなかった。だって彼女は死んでいるのだもの。
読了日:09月11日 著者:京極 夏彦
路傍路傍
またとんでもないクズ野郎どもがいたもんだ。二人の男の友情?腐れ縁?となれば、「まほろば便利軒」がありますがあちらはどうにもドリーム入りすぎで胸焼けがするけれど、こちらは現実的で人間として目を背けたくなるほど。現実的に人間ってこうなんだろうなと思った。あっちはホント偽物なんだワ。路傍の二人はあそこまで好き勝手やったんだから、因果応報として潔く命を散らして欲しかったな。
読了日:09月09日 著者:東山 彰良
フルメタル・パニック!12  ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)
泣けた。もう昔の話とか、各キャラの設定とか、全然、ほんとになんも覚えていなかったけど、朧気にこの十二年間積み重ねてきたものが自分の中に残っていて良かったです。
読了日:09月07日 著者:賀東 招二
獣の奏者 外伝 刹那獣の奏者 外伝 刹那
守り人シリーズから追っているからか、児童文学と考えていないと描かれているためか、また割り切って本編に書かなかったからか。今作は本当に個人的で、ひとの想いが描かれていて良かったです。本編はどうしても獣の話が中心になってしまいますからね。丁寧に繊細に描かれた心情の影響か、風景や小さな描写までもが息づいているように感じられました。エリンとイアルの関係を見てると、どうしてもバルサとタンダを思わずにはいられない(苦笑)。んー、エサル師の話もドライだったから、もっと熱いのが欲しい気もしたな…。
読了日:09月05日 著者:上橋 菜穂子
フルメタル・パニック!11  ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)
上下巻にわける必要あったのか? なんて下世話なことを考えたりして……。なんか暗いよー。ラストはどこへいくのだろう?
読了日:09月04日 著者:賀東 招二
木曜組曲 (徳間文庫)木曜組曲 (徳間文庫)
血の宿命、家族の絆? 五人の女たちによる年に一度の井戸端会議。年齢のまちまちで、同じ作家であり、それぞれ抱えている問題が明るみになり、彼女たちは死んだ大御所に繋ぎ止められている。デスパ? 女たちは一筋縄ではいかず、ただ最後の相手の裏の裏を読んでいたというのはちょっと蛇足だったかな。
読了日:09月04日 著者:恩田 陸

読書メーター

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2010 | Main | November 2010 »